キャラクター
モノノフ
千年以上の昔から、秘密裏に異型の"鬼"を討伐してきた組織、「鬼ノ府」(モノノフ)。
八年前の"鬼"大量出現現象「オオマガドキ」を境界に、
「人の世界の守り手」として、歴史の表舞台に立つこととなる。
鬼ノ府に所属する闘士もまたモノノフの名で称される。
"鬼"を討滅する特別な能力を持つ彼らは、
追儺(ついな)の儀式においては悪鬼を祓う鬼・方相氏に倣い「"鬼"を討つ鬼」を自称する。
プレイヤーキャラクター
あなたは、ウタカタの里に着任したばかりの新米モノノフ。
その目前には、様々な出会いと辛き試練の数々が待っているだろう。
戦いの果てに何を見るのか。どのような結末を迎えるのか。
それは、プレイヤーであるあなた達次第の手にかかっている。
髪型や顔といった外見及び声は豊富に用意されている。
桜花
実戦部隊の中軸を担う太刀の使い手。
並外れた剣の腕を持ち、
組織内で右に出る者がいない。
守るべきもののためなら、命を投げ出すことも
いとわない堅い信念の持ち主。
那木
正確無比な弓の名手。
学問全般に深い造詣を持ち、
“鬼”の研究を生業としている。
冷静かつ柔和な人柄で慕われているが、
好奇心をくすぐられると子供のように
はしゃいでしまう無邪気な一面を持つ。
富嶽
拳一つで戦場を渡る、百戦錬磨のつわもの。
戦いに無類の喜びを感じる生粋の喧嘩好きで、
言動は粗暴だが、面倒見のいい一面があり、
周囲には兄貴分として慕われている。
初穂
鎖鎌をふるう最年少のモノノフ。
自信家で負けず嫌い。
子供に見られるのを嫌って、
ことさらお姉さんぶろうとするが、
その度に失敗して周囲にからかわれている。
しかし、時に大人びた表情を見せる不思議な少女。
速鳥
疾風迅雷の双剣さばきで、どんな任務も
完璧にこなす孤高の仕事人。
主に単独で行動し、必要以上の事は
語らない寡黙な性格。
そのため周囲から孤立しがちだが、
その腕に疑義を抱く者は誰一人いない。
息吹
実戦経験豊富な槍使い。
規則に縛られない自由奔放な人物で、
軽薄でいい加減な色男を装っている。
その実、冷静かつ慎重な性格で、
仲間たちを戦場から必ず生きて返す
ことを信条としている。
鬼
この世とは異なる世界から現れる、異形のもの。
生物の魂を喰らい、己の生命力に変える。
大型の“鬼”になると、失った手足すら再生する驚異の生命力を宿す。
千年以上の間、歴史の影でモノノフと戦いを繰り広げてきたが、
八年前の「オオマガドキ」で大量に出現、世俗の体制を崩壊させた。
ゴウエンマ
業焔魔(ゴウエンマ)。
獄炎をまとった大型の“鬼”。
圧倒的な体躯に、すさまじい力を宿している。
高位の“鬼”として考えられているが、
詳細は判明していない。
ミフチ
深淵(ミフチ)。蜘蛛のような身体と獅子に似た頭を持つ、大型の“鬼”。
民間において牛鬼と呼ばれ恐れられる存在と
同一のものと考えられている。
鎌状の鋭い鉤爪は、幾多の獲物の血に濡れている。
カゼキリ
風切(カゼキリ)。
四足獣のような姿をした、大型の“鬼”。
風を切って疾駆する姿から、この名が付けられた。
俊敏な動きから繰り出される鋭い一撃によって、
多くのモノノフが命を散らしている。
ヒノマガトリ
火凶鳥(ヒノマガトリ)。
四つの羽を持ち、空を自由に舞う大型の“鬼”。
炎の力を身に宿し、灼熱の吐息で敵を焼き焦がす。
異界の「領域」を飛び越えて飛来することがあり、
突然の襲撃を受けて滅びた里もある。
クエヤマ
崩山(クエヤマ)。
山のごとき体躯を誇る、大型の“鬼”。
知能が高く、だまし討ちをするなど、
狡猾な行動が報告されている。
一方で、圧倒的な巨体から放たれる攻撃は、脅威の一言。
突進や跳躍攻撃は、まともに受ければ、骨まで砕かれる。
ツチカヅキ
土潜(ツチカヅキ)。
巨大な腕鰭を持つ大型の“鬼”。
本来は地面を掘り進むために使われると思われる
腕鰭は、力強く発達しており、振り回されるだけで
驚異的な破壊力を発揮する。
また、地面に突き立て、身体を制動する目的にも使われ、
「地面を滑る」という特異な突進攻撃も可能にしている。
タケイクサ
建軍(タケイクサ)。
猛々しい武将のごとく、威圧感を放つ大型の“鬼”。
四本の腕を持ち、それぞれに炎と氷の力を宿している。
脚部に相当する器官を持たないため、移動は遅いものの、
遠距離、広範囲の属性攻撃は危険極まりない。
ガキ
餓鬼(ガキ)。
鋭い爪と突き出た腹を持つ小型の“鬼”。
異界のいたるところで見かけられる。
常に群れで行動し、
人間を見つけると一斉に襲いかかってくる。
ササガニ
細蟹(ササガニ)。
蜘蛛に似た姿の小型“鬼”。
局所的に、大量発生することがある。
猛毒を吐き出すため、新米モノノフにとっては
注意を要する相手となる。
ノヅチ
野槌(ノヅチ)。
長大な体を持った“鬼”。
“鬼”には珍しく、人に興味を示さず、
のんびりと異界を徘徊している。
時折、地面を咀嚼し、正体不明の物質を
吐き出す行動が目撃されることから、
この世を異界に作り変える役割を
持っているのではないかと推測される。
オニビ
鬼火(オニビ)。
燃え盛る炎に包まれて宙を漂う小型の“鬼”。
普段はあまり動かず、周囲を伺うような行動を取ることから、
物見のような役割を担っていると考えられている。
強力な火炎を吐き出すため、不用意な接近は命取りになる。
オンモラキ
陰摩羅鬼(オンモラキ)。
大きな耳で羽ばたき、飛行する小型の“鬼”。
距離をとれば雷球を吐き出し、
接近すれば鞭のような尾を叩きつけてくる。
群れで行動する姿を見かけた際は、
慎重な対処が求められる。
ドリュウ
土竜(ドリュウ)。
地中に潜む“鬼”。
音や振動で獲物の接近を感知し、
突如、足元から襲いかかる。
普段は、地中の生物の魂を喰らっているが、
異界化が進んだ「領域」では、
積極的に地上の生物を襲うという。
モノイワ
物岩(モノイワ)。
亀のような姿をした“鬼”。
その姿に似つかわしく、水辺を好んで徘徊している。
背の甲羅は岩石のように強固で、
あらゆる攻撃を跳ね返す。
腹甲は比較的柔らかいため、
転倒させたうえで攻撃を加えるのがよい。
ヌエ
鵺(ヌエ)。
猿の頭、虎の胴体、蛇の尾を持つ“鬼”。
小型“鬼”の中でも、上位の種類とされる。
動きが素早いうえに、鋭い牙と爪を
駆使した、強力な攻撃を持つ。
経験の浅いモノノフにとっては
脅威の存在。
ワイラ
ワイラ。赤い甲殻に覆われた、巨大な鉤爪を持つ“鬼”。
地面を滑るように動き、火炎の息を吐き出す。
獰猛な性質で、人間を見かけると襲いかかってくる。
小型“鬼”の中でも上位の種とされている。
俗に「新米狩り」と言われるほど
経験の浅いモノノフに犠牲者が多い。